- ワンオペ育児の定義がわかる。
- ワンオペ育児かどうかチェックできる。
- ワンオペ育児から抜け出す方法がわかる。
『最近仕事に復帰したせいか家事・育児にやたら疲れてる・・』
と感じているあなた。
それ実は、『ワンオペ育児』に陥っているかもしれませんよ!
『ワンオペ育児』って何だろう?
『ワンオペ育児』を知らない場合は要注意だよ!
我が家も共働きで子供を育てています。
その中で、どうしてもママの負担が大きくなってしまうケースが多いです。
我が家のようにママの家事・育児の負担が多い家庭は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、今流行りの『ワンオペ育児の意味とチェックリスト10項目』を紹介します。
チェックリストに多く当てはまる方は要注意です!
『ワンオペ育児』から抜け出す方法についても公開します!
Contents
『ワンオペ育児』の意味とは?
まずは『ワンオペ育児』の意味を説明しましょう。
◼️『ワンオペ』の意味
『ワンオペレーション』の略で主にコンビニや飲食店で、深夜に店員一人で店を回すオペレーションのこと。
たった一人で業務を回す必要があり、とても過酷な状況からブラック企業問題など社会問題に発展した。
◼️『ワンオペ育児の意味』
『ワンオペ育児』とは『ワンオペレーション』の過酷な状況を揶揄した言い方で、夫婦の一方が残業や出張などが理由で、家事・育児がどちらかに負担が大きくかかってしまっている状況のことを示している。
特に日本社会ではママが育児を行うことが多く、また近年は女性の社会進出もあって『ワンオペ育児』を担っているのはママの場合がほとんどです。
現在ママによる『ワンオペ育児』が大変問題となっており、心身ともに疲れているママが増加しています。
また最悪のケース、うつ病になったり育児ノイローゼになる方も出てきています。
『ワンオペ育児』に当てはまる場合は注意が必要で、できる限り抜け出すようにしましょう。
『ワンオペ育児』チェックリスト決定版
自分の家庭は『ワンオペ育児』に当てはまるのかわからない方も多いと思います。
そこで『ワンオペ育児のチェックリスト10項目』を作ってみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
このチェックリストの項目の内、半分の5個以上当てはまる方は要注意です!
『ワンオペ育児』チェックリスト10項目
以下に示すのが『ワンオペ育児』のチェックリスト10項目です。
何個当てはまるかチェックしてみましょう!
- パパは仕事で朝早く、夜も遅い
- 子供の保育園の送迎はいつもママ
- 子供が病気の際はママだけ病院へ
- 休日もお風呂や寝かしつけはママ
- 子供がパパに懐いていない
- 実家が遠くて近くに頼れる人がいない
- パパに育児を任せるのは不安
- パパは飲み会に参加することが多い
- パパは多くの趣味を持っている
- 一息いれる暇がほとんどない
チェックリストはいかがでしたか?どれくらい当てはまりましたか?
いっぱい当てはまっちゃったよ・・・
もしかすると『ワンオペ育児』かもしれないね・・
もし5個以上チェックされた方は『ワンオペ育児』に陥っている可能性が高いです。
1つずつ解説していきましょう。
1. パパは仕事で朝早く、夜も遅い
パパが毎日仕事で朝早くて夜も遅い場合は要注意。
ワンオペ育児になりがちです。
自分はこれだけ働いて疲れているから、家事や育児をする必要は無いと考えるパパも多いです。
「俺は会社で働くのが仕事、家事・育児は妻の仕事」と完全に割り切ってパパもいます。
自分が子供の頃は多くの家庭でそうだったこともあり、なかなか考え方を改めようとしません。
2. 子供の保育園の送迎はいつもママ
共働きなのに子供の保育園への送迎はママがやっている場合もワンオペ育児の特徴です。
パパの言い草の多くは、「お前は時短勤務だから家事も育児もやるのが当たり前」です。
「時短勤務 = 早く終われる =楽」という図式が出来上がっており、自分は長時間働いて大変だから家事・育児はしなくて良いと考えているパパが多いです。
でも本当は時短勤務は楽なんてもんじゃありません。
「時短勤務 = ダラダラ残業できない = 息吐く暇もなく仕事を終わらせないといけない」です。
この大変さを理解するのが難しくワンオペ育児になる場合が多いです。
3. 子供が病気の際はママだけ病院へ
休日でも子供を病院に連れて行くのはママな家庭多く無いですか?
当てはまる場合はワンオペ育児の可能性があります。
子供を病院に連れて行くのって結構大変ですよね?
泣くしわめくし、服を脱がしたり着せたり。
「これはパパに任せられない!」という家庭も多いかもしれません。
でもこの病院対応を任せられないと、「大変なことは全てママがやってくれる」という認識を植えつけてしまいます。
その結果、「俺はやったことないから」とか「俺には向いてない」とか言い訳をして、積極的に育児をやってくれなくなってしまいがちです。
4. 休日もお風呂や寝かしつけはママ
平日はある程度仕方ないにしても、休日までお風呂や寝かしてつけはママがやっている場合は要注意。
ワンオペの可能性大です。
「平日仕事で疲れてるんだから、休日くらい休ませてくれ」が多くのパパの口癖です。
育児に休日なんて無いことを理解していません。
5. 子供がパパに懐いていない
子供がパパに懐いてない場合も要注意。
「自分に懐いてない=自分は育児に向いてない」と考えてしまい、育児を放棄してしまいます。
でも実際は子供が懐いていないから育児をやらないではなく、育児をやってないから懐いていないだけです。
6. 実家が遠くて近くに頼れる人がいない
パパに頼れなくても実家が近い場合は、ワンオペ育児に陥りにくいです。
でも逆に実家が遠くて近くに頼れる人がいない場合は、孤立してしまいワンオペになる可能性があります。
夫にも実家に頼れないのは非常に辛いことです。
7. パパに育児を任せるのは不安
パパに育児を任せることに不安を感じる場合もワンオペ要注意です。
その通りな場合が多いですが、この考えでいるとワンオペ育児になる可能性が大です。
ママさんも最初は上手くできなかったはずです。
ワンオペ育児にならないために少しずつでも良いのでパパができることを増やして行く必要があります。
8. パパは飲み会に参加することが多い
パパが飲み会に参加することが多い場合もワンオペ育児候補です。
飲み会の時間も家でママが育児をしているわけです。
その回数が多ければ多いほどワンオペになる可能性が高いです。
「仕事の付き合いだから仕方ない」と言い訳するパパが多いと思います。
もちろん一理ありますが、毎週何かしら飲み会に行く場合は完全に育児のことはママに甘えています。
9. パパは多くの趣味を持っている
パパが多趣味の場合もワンオペ要注意です。
自分のやりたいことが沢山あり、我慢ができない方が多いです。
自分優先で動いてしまうため、家事・育児は二の次になりワンオペ育児になってしまいがちです。
10.一息いれる暇がほとんどない
1日の中で一息いれる暇がほとんどない場合もワンオペの可能性大です。
常にママが1人で家事・育児に追われている証拠です。
「共働きでもママは時短」ということにパパが甘えている場合が多いです。
『ワンオペ育児』から抜け出す方法
チェックリストで多くの項目が当てはまった方向けに、これから『ワンオペ育児』から抜け出す方法を紹介しましょう!
夫をいかに上手く動かすかがポイント
『ワンオペ育児』の意味を説明しましたが、一人で家事・育児をこなすのは本当に大変です。
家事や育児は家族の問題であり、夫婦で協力することが大切です。
チェックリストでもあったように、『ワンオペ育児』では夫の協力が得られていないことがほとんどです。
『ワンオペ育児』から抜け出すためには、いかに上手く夫を動かすかがポイントです。
家事・育児を夫に協力させる詳細な方法は、以下の記事が参考になると思います!
また夫を動かす上手いやり方として、夫の飲み会や趣味時間を逆に許容する方法があります。
『ワンオペ育児』と上手く付き合う方法
夫や両親から協力を得られず、『ワンオペ育児』から完全に抜け出せない場合は、上手く付き合う方法を考えましょう。
子供向け動画配信サービスや家事代行サービスを利用する、食事を出前や外食に頼るなど、ワンオペ育児の負担を減らす方法はたくさんありますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、『ワンオペ育児の定義とチェックリスト10項目』を紹介しました。
ワンオペ育児はほっておくと大変なことに発展する可能性もあります。
今回のチェックリストで5個以上当てはまる場合は、改善できないか検討しましょう!
もし『ワンオペ育児』で悩んでいるのであれば、まずは夫に正直に相談してみることをお勧めします。
育児は家族の問題で、夫婦で協力してやるものですからね!