『社内公募の書類選考ってどんな風に書けば合格できるんだろう・・・』
書類選考って就活以来でどう書けば良いか忘れている方も多いと思います。
実は僕も数年前に社内公募に応募したとき、何をどうしたら良いのかわからずとても不安でした。
でも本記事でのちに紹介する5つのポイントをしっかり押さえることで、見事に社内公募に合格しました!
正直、書類選考でほぼ合格が決まっていたのではないかと思えたほどでした。
それくらい書類選考は重要です。
書類をきちんと書いて本当に良かった!
書類の書き方次第で合格が大きく近づくよね!
今回は、社内公募に合格した僕が書類選考向けに『社内公募・異動を成功させる5つのポイント』を紹介します!
- 社内公募の書類選考に合格するポイントがわかる。
- 書類選考の不安を解消できる。
- 社内公募で合格した実体験情報を得ることができる。
【準備編】や【面接編】をまだ読まれていない方はこちらをどうぞ!
Contents
社内公募・異動に合格する5つのポイント
社内公募の第一関門、書類選考を突破するポイントは5つあります。
(書類選考編)
- 志望動機は仕事で達成したいことと理由を書く
- 面接を想定して書く
- 結論を最初に書く
- 自分が使える人材であることを示す
- 嘘は絶対に書かない
どれもとても大切だよ!
それでは1つずつ説明していきましょう!
1. 志望動機は仕事で達成したいことと理由を書く

社内公募であっても絶対に聞かれるのが志望動機です。
これは公募側も人事部側も一番気になる点です。
「なんで今の仕事を捨ててこの公募に応募したのか?」
「今の仕事や職場が嫌になっただけではないか?」
「勤務地を変えたいだけではないか?」
「本当の異動する覚悟はあるか?」
このように、応募者が本当にやる気があるかどうかは志望動機を聞けばすぐにわかります。
何となく受けている方の志望動機は薄く、あまり熱意が感じられない場合が多いからです。
それではどうすれば熱意が伝わる志望動機になるか?
それは異動後に達成したいこととその理由を明確に答えることです。
<志望動機のイメージ>
「⚪︎⚪︎を達成するために▲▲という仕事がやりたいから応募しました」
「▲▲という仕事を通じて⚪︎⚪︎を実現するために応募しました」
またそう考えた理由もしっかり書きましょう!
特に今の仕事では実現が難しいから別の職種に就きたいということがわかると良いです。
ただし前向きに書くことが重要です。
<理由>
このように考えた理由は現在の仕事で・・・経験をし、もっとこういう仕事がしたいと思うようになりました。」
参考に営業系から商品企画系に社内公募した場合の志望動機を書いてみます。
「お客様のニーズに応える商品を提供するために商品企画職に就きたいです」
「営業の仕事で日々感じることは、直接お客様と接する機会があってもニーズを商品に落とし込めないことです」
「商品企画であればお客様のニーズを掴み、商品にフィードバックできるのではないかと考えました」
また会社に入社した時の理由も繋がると、非常に説得力が増すのでオススメです。
2. 面接を想定して書く

書類の質問事項は面接を想定して書きましょう!
なぜなら、書類に書かれていることは必ず面接で聞かれるからです。
むしろ聞いてもらうために書きます。
ですので、面接で伝えたいこと、聞いてほしいことを書くようにしてください。
逆に聞いて欲しくないことは書く必要はありません。
自分の有利になる点だけを書き、自己アピールにしましょう。
志望動機は必ず面接で聞かれるからしっかり書こう!
3. 結論を最初に書く

書類選考の質問事項は必ず結論から書きましょう!
その後に理由や説明を書くのがポイントです。
例えばこんな感じです。
Q:志望動機を説明してください
A:▲▲がやりたいから応募しました。なぜなら・・・
Q:あなたの強みを説明してください
A:私の強みは◼️◼️です。これは現在の業務で・・・
書類選考は読みやすさが命です。
なぜなら何通もの書類を読むのは時間がかかるため、結論が見えない書類は読んでももらえません。
しかも読みやすい文章が書ける人は、コミュニケーション能力が高い方が多く良いアピール材料になります。
書類の書き方であなたが使える人材かそうでないかがある程度判断できるんです。
ですので書類選考の質問事項には、必ず結論から書くようにしてくださいね!
書類の文章力で出来るやつだと思わせよう!
4. 自分が使える人材であることを示す

書類の中でも必ず自分の強みや能力をアピールし、使える人材であることを示してください!
よく書類なんて適当でいいやとか、面接が重要だからと言って書類を蔑ろにする人がいます。
面接を想定して書くのところでも述べましたが、基本は書類に沿って面接は進みます。
いきなり面接で言うより、書類に書いてあった方が確実に伝わりやすいです。
また全く異職種を受ける場合は、汎用的なスキルをアピールするのが良いでしょう。
・リーダーシップ力
・問題解決能力
・コミュニケーション能力
・完遂力
・プレゼン力
・交渉力
・PCスキル(エクセル、パワポ) など
もし書類の質問事項にない場合でも、必ず自分の能力をアピールしましょう。
例えば志望動機の質問事項にさりげなくアピールするのも有効です。
「⚪︎⚪︎を達成するために▲▲がやりたいです。この仕事では私の●●というスキルを活かすことができます」
社内公募でも転職でも自分を売り込むことが大切です。
すごい能力は必要ありません。
小さいことでも良いので自分の強みや能力をアピールして、「この人は使えそう!」って思わせましょう!
今までの職歴や経験から強みや能力を整理してみよう!
5. 嘘は絶対に書かない

嘘は絶対に書かないようにしましょう!
書類に書いたら必ず面接で聞かれます。
面接で聞かれてうまく答えられなかった場合、非常に印象が悪く不合格になる原因になります。
また資格系の嘘も絶対にNGです。
TOEICが600点にもかかわず700点と書いたりです。
あとで調べられるのでバレちゃいます。
ですので、嘘や聞かれたくないことは書類には書かないようにしましょう。
ただし少しくらいの誇張はOKです。
例えば自分はメンバーの一員に過ぎなかったが、重要な役割を担ったとか、あの部分でリーダーシップを発揮したとか。
きちんと説明できて嘘ではないレベルのものであれば少し誇張するのは良いでしょう。
書類選考を突破するおすすめ本3冊

最後に、社内公募の書類選考を突破するために役立つ3冊の本を紹介します。
どれも転職や就活向けの本ですが、社内公募の書類選考に通用するオススメ本です。
その①:
厳しい書類選考を確実に突破するための本30代40代の転職
その②:
「PRするネタがない」と悩んでいる人のためのすごい自己PR作成術
その③:
採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する
その①:厳しい書類選考を確実に突破するための本30代40代の転職
Amazonレビュー:星4.0
キャリアカウンセラーで社労士&行政書士でもある、中谷充宏さんによる書類選考指南書です。
人事採用経験があり採用側の目線で書かれていますので、非常に参考になります。
本書は、職業別年代別など状況に応じた具体例が非常に豊富で、自分にピッタリな書類の書き方を身につける事ができます。
・合否が決まる書類のポイント
・職種別/年代別の書類の書き方
・通る志望動機/自己PRの書き方
本書で得たことを実践すれば、社内公募の書類選考で落ちることはまずないでしょう。
その②:「PRするネタがない」と悩んでいる人のためのすごい自己PR作成術
Amazonレビュー:星3.7
人材開発コンサルタントであり、株式会社ラーニングエンタテイメント代表取締役を務める阿部淳一郎さんによる自己PR指南書です。
数々の企業の面接代行したり、面接官に対する研修を行っているため非常に強い味方になるでしょう。
本書を読めば、誰でも採用担当者が目を引くオリジナルの自己PRを作ることができます。
・採用担当者が自己PRに求めていることがわかる
・採用担当者の目に留まるオリジナルの自己PRが作れる
・すごい経歴や資格がなくても自己PRができるようになる
社内公募に応募したいけど、『自己PRすることがない』という方にとって大きな自信になります。
その③:採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する
Amazonレビュー:星4.0
人材開発コンサルタント渡部幸さんの面接指南書です。
企業内も入れた個別面談は6,500人以上、キャリア開発支援、研修での支援を含めると、のべ47,000人以上という圧倒的な実績をお持ちの方です。
本書を読めば、面接を想定した書類作成ができるようになります。
・書類選考/面接で聞かれる質問の本音と建て前がわかる
・質問の意図にあった回答を作成することができる
・音声と動画を活用した面接対策ができる
書類選考の先にある面接を想定して準備をすることをオススメします。
まとめ
今回は、書類選考向けに『社内公募・異動に合格する5つのポイント』を説明しました。
5つのポイントをおさらいしておきましょう!
(書類選考編)
- 志望動機は仕事で達成したいことと理由を書く
- 面接を想定して書く
- 結論を最初に書く
- 自分が使える人材であることを示す
- 嘘は絶対に書かない
書類選考は面接に向けて非常に重要なステップです。
今回説明した5つのポイントをしっかり押さえて書類選考を突破してくださいね!
書類選考を突破するために事前に【面接対策】も絶対やろう!