ゲーム業界に黒船到来の予感です。
遂にあのGoogleがゲーム業界に参入することなり、激震が走っています。
3月に行われたGDC(ゲーム開発者カンファレンス)で、Googleは新しいゲームプラットフォーム『Stadia』を発表しました。
これが今までのゲームの常識を覆す革命なんです!
今回は新ゲームプラットフォーム『Stadia』の仕組みと遊び方を解説しますので、その凄さを感じてください!
Google Stadiaとは?
『Stadia』とはゲームプラットフォームのことで、Googleの新ゲームサービスです。
4K解像度及び秒間60フレーム(60fps)の高画質3D映像のゲームを楽しめるようです。
今までにも高性能・高画質のゲームはありましたが、このStadiaは何が違うのでしょうか?
Stadiaの仕組み:ゲームストリーミング配信
Staidaの最大の特徴は仕組みにあります。
その仕組みとはゲームストリーミング配信です。
ゲームの処理は全てGoogleのクラウドサーバー(データセンター)で行い、ユーザー端末では全く処理を行わないため、インターネットに繋がっていれば高性能なゲームが楽しめます。
ストリーミングとはゲームの動画や音声データを受信しながら再生する配信方式。
ダウンロードをする必要が無いため、重い動画データでもユーザー側に負荷がかからない。
インターネット環境さえあれば利用することができる。
今までのゲームはゲーム機本体のハードウェアとソフトウェアが必要でした。ファミコン本体とカセットのように専用の機器を買っていましたよね。
でもStadiaはストリームング配信なので、専用の機器は全く必要ありません。
手持ちのPC、タブレット、スマホで高性能なゲームを楽しめるんです!これは本当にすごい!
またスマホゲームの場合はアプリをダウンロードして遊んでいると思いますが、ダウンロードの場合ですと大きなデータが必要な高性能なゲームはできませんでした。
しかしストリーミング配信だと大きな動画や音声データであっても問題なく起動・操作できます。
そのためハードディスクの容量関係なく、スマホでも高性能ゲームを楽しめるんですね。
この仕組みがゲーム業界に激震を与えているわけです。
特に任天堂やソニーさんはかなり脅威に感じているんではないでしょうか。
Stadiaの遊び方は超簡単
Stadiaの遊び方はいたって簡単です。
ストリーミング配信されたリンクをクリックしたら5秒でゲームがプレイできます。
ただクリックするだけですよ!
しかも『Stadia Share』という機能があって、ストリーミング配信者がセーブした状態をURLにして別のユーザーがクリックすれば、配信者のデータセーブからゲームを開始できるんです。
ドラクエ3で言うと、ある人がゾーマとの戦い前にセーブしたデータを全く別の人が戦いにいく、みたいな事ができるんですよ!(笑)
Stadiaはまさにインターネット時代にぴったりなゲームプラットフォームですね。
サービス開始日や料金は未定
Stadiaのサービス開始日は2019年内ということだけで、具体的な日は決まっておりません。
まずはアメリカ、カナダ、イギリスなど欧米を中心にサービスを開始するようです。
日本はまだ先ということですね。プレイができるのが楽しみですね。
料金についても今はまだ公開されていません。
基本的にはGoogleのクラウドサーバーを使用するための料金が発生すると思われますが、どれくらい必要なんでしょうかね。
5月7日に行われるGoogle I/Oで何か進展が発表されるかもしれません。期待しましょう!
まとめ
今回はGoogleの新ゲームプラットフォーム『Stadia』の仕組みと遊び方を解説しました。
とにかく今までとは違ったゲーム配信で、ゲーム業界も大きく変わることが予測されます。
今後も追って情報をゲットしたいと思います!