文法を身に付けたいと思っているあなた。
普段どんな勉強をしていますか?
黙々と読んで覚えていますか?それともひたすら書いて覚えていますか?
もしかすると、その勉強方法では効率的に文法を身に付けられないかもしれません。
文法を身に付けたいなら、音読トレーニングが非常に効果的です!
音読をやればグングンと文法力を伸ばしていくことが可能です。
そこで今回は、文法を身に付けたいあなたに音読が効果的な3つの理由を解説します。
なぜ文法習得には音読が効果的なのか?
理由1. 何度も声に出すうちに身につくから
音読は基本的にネイティブの発声を真似しながら、何度も自分で発声を繰り返します。
僕の場合は、1題30回は音読を繰り返してやります。
これだけ音読をやると、文章の構造を完全に理解できるようになります。
特に意味や内容をイメージしながら音読をすると効果的です。
こういう風に言いたい時は、こんな文法・文構造を使えばいいんだなって理解できるようになっていきます。
また英語は基本的に、
S(主語) + V (動詞) + αという語順になっている
ということが身をもって覚えていくので、英語を書いたり話す時に無意識に正しい文法を使えるようになっていきます。
理由2. 語順通りに英語を理解できるようになるから
音読は黙読とは異なり、後から文章を振り返ることができません。
流れてきた英語の語順通りに、何を言っているのかを理解する必要があります。
語順を聞いて何を言っているのかわかるということは、文法・文構造をきちんと理解しているということです。
また自分で英語の文章を語順通り発することで、文法・文構造を身に付けていくことができます。
このように、文法を学び、習得するには音読が効果的です。
理由3. 語彙力が向上するから
音読をやっていると様々な文章に出会います。
その中には今まで習ったことが無い単語や熟語が沢山出てくるでしょう。
その都度音読を繰り返していると、語彙力が確実に向上していきます。
語彙力が向上すれば、英語の使い方がわかってくるので文法力も同時に向上していきます。
例えばhelpという単語。
helpには文章の中で様々な使い方があります。
- help 人 to do :人が〜するのを手伝う
- help 人 do:人が〜するのを手伝う(to 省略)
- help 人 with 物:人の〜を手伝う
- help to do:〜するのに役に立つ
- help + -ing:〜するのを避ける
こんなにあるんですね(笑)
これをきちんと暗記して使えるようになるのは大変ですよね。
でも音読で何度も繰り返して使っていたら、helpの語法にも慣れていつの間にか身についていきます。
音読をすることで着実に語彙を身に付けて、文法もマスターしていきましょう!
まとめ
文法が苦手な方も多いと思いますが、音読をやっていけば自然と身についていきます。
音読はきちんと取り組めば文法以外にも様々な効果があります。
この機会にぜひ音読トレーニングを英語の勉強の一つに取り込んでみてはいかがでしょうか?