『音読って効果が見えづらいけど、本当に意味あるの?』
『そもそも音読する時間がなく、続かないんだけど・・・』
音読をやっていると、こんな不安や悩みが出てきますよね。
またこれから音読を始めようとしている方も、音読の意味、効果、やり方について不安に感じているかもしれません。
音読って確かにデメリットもあるんだよね!
そうだね。でもデメリットを補う工夫もたくさんあるんだ!
確かに音読には様々なデメリットがあります。
がしかし、一方でそれを補う工夫もたくさんあります。
今回は、『音読の3つのデメリットとそれを補う工夫』について解説します!
この記事を読んで頂ければ、音読が意味のある効果の高い学習方法にできるでしょう!
Contents
英語音読の3つのデメリット
まず音読の3つのデメリットについて説明します。
僕が音読をしている中で感じたデメリットをまとめてみました。
- 音読をするための時間と場所が必要
- 単調で飽きてしまう
- 効果を実感しにくく挫折してしまう(主にスピーキング)
それでは一つひとつ解説していきましょう。
1. 音読をするための時間と場所が必要
音読は基本的に何回も声を出し繰り返す英語トレーニングです。
そのため、音読をするための時間と場所が必要になります。
この点にハードルを感じて悩んでいる方が多く見受けられます。
私も含めて特に、育児と仕事の両立に追われる30代40代の方が悩んでるケースが多いです。
時間もないし、場所もないから続かない・・
これが音読の大きなデメリットの一つです。
でも工夫次第で、音読する時間も場所も確保することは可能です!
2. 単調で飽きてしまう
音読は同じ文章を何度も繰り返して身につけるトレーニングです。
20回、30回は当たり前で中には100回以上必要だとおっしゃる方もいます。
まさに音読は修行のようなものです。
何回も繰り返すので、単調すぎて飽きてしまうという大きなデメリットがあります。
本当に単調で苦痛すぎる・・・
しかしこれも工夫次第で、音読の苦痛を解消し楽しくやれるようになります!
3. 効果を実感しにくく挫折してしまう
『音読は時間がかかる割に、効果を実感しにくいから効率が悪い』
このように感じている方も多いと思います。
確かにそれは一理あると思います。
特にスピーキングについては効果が出ているのかわかりにくいです。
本当に効果があるのかわからなくて挫折しちゃったよ・・
しかしそれはやり方が間違っていたり、文章を読むだけにとどまっているからかもしれません。
正しいやり方や様々な工夫を取り入れることで、音読の効果を最大限に高めることができます!
スピーキングについて効果が見えにくい理由
先ほど特にスピーキング能力を高めるために、音読の効果が見えにくい話をしました。
その理由について説明したいと思います。
英語を話すときは、主に以下の4つのプロセスで成り立っています。
- 伝えたいことを思い浮かべる(想像)
- 伝えたいことを組み立てる(組立)
- 英語化する(英作文)
- 口に出して表現する(発声)
つまり英語を話すということは、伝えたいことを想像して・組み立てて・英語化して・発声することなんですね。
一方音読は、書いてある文章や聞いた音を声に出すという作業です。
つまり英語を話す4つのプロセスの『④』しか鍛えることができないんです。
ですのでスピーキング能力を鍛えたい場合は、後ほど説明する別の方法を取り入れる必要があります。
英語音読のデメリットを補う工夫
音読の3つのデメリットについて説明をしてきました。
『じゃあどうすればいいの?』と疑問が出てくると思います。
では今度は順番にそれぞれのデメリットに対応した『音読のデメリットを補う工夫』について説明していきましょう!
- 隙間時間の活用で時間と場所を確保
- 音読を楽しく・苦痛を解消するコツ
- 瞬間英作文や独り言を取り入れる
1. 隙間時間の活用で時間と場所を確保
時間と場所がない問題は、思いっきり隙間時間を活用して補いましょう!
音読はまとまった時間が必要、必ず声を出す必要がある
って考えていませんか?
実はそんなことはありません。
5分10分程度の隙間時間があれば十分に音読をすることができます。
また音読は大きな声を出さなくても、小声や口パクでも十分に効果があります。
こちらの記事が参考になると思うので、ご覧頂ければと思います!
2. 音読を楽しく・苦痛を解消するコツ
単調すぎて飽きてしまうデメリットについては、楽しく・苦痛を解消するコツを使って乗り切りましょう!
どうすれば音読が楽しくなるだろう?どうすれば苦痛を解消できるだろう?
と音読をやりながら考え続けてきました。
その中でわかってきた方法を皆さんに共有したいと思います。
3. 瞬間英作文や独り言を取り入れる
音読の効果、特にスピーキングについて効果を高めたいのであれば、瞬間英作文や独り言を取り入れてみましょう。
先ほども言いましたが、英語を話すということは、伝えたいことを①想像して・②組み立てて・③英語化して・④発声することです。
瞬間英作文や独り言は、ただの音読ではカバーできない①〜③のプロセスを補ってくれる最高のトレーニング方法です。
瞬間英作文や独り言のやり方について簡単にまとめておきます。具体的な方法については別の機会で紹介したいと思います。
瞬間英作文と独り言のやり方
◼️瞬間英作文
書かれた日本語や自分が思ったことを瞬間的に英作し、声に出す。
◼️独り言
話すテーマを決めて15文くらいの英文にし、繰り返し声に出す。
まとめ
今回は音読は意味があるのか?というテーマで『音読の3つのデメリットとそれを補う工夫』について解説しました。
音読の効果を高めるためには、様々な工夫が必要です。
もし現在音読をやっていて効果が得られていないと悩んでいる方は、今回紹介した工夫を試してみてください!