音読と黙読ってどっちが英語を習得する上で効果的なんでしょう?
結論から言いますと、断然音読です!
音読には黙読には無い、様々なメリットがあります。
今回は、音読が黙読よりも効果的な3つの理由を紹介したいと思います!
黙読より音読が効果的な3つの理由
理由1. 英語脳を鍛えることができるから
黙読は文章を読む際に、どうしても日本語で考えたり、返り読みしてしまう癖がつきやすいです。
例えば、こんな文章があったとします。
I wanted to watch a movie which was sold out.
黙読だとこの文章を理解する際に、こんな感じで読みがちでは無いでしょうか?
えー私は売り切れになった映画を見たかった、かな。
この読み方は、関係代名詞のwhich was sold outのところを先に訳していますよね。
つまり英語の語順通り考えるのではなく、返り読みしてしまっています。
一方音読は、流れてくる英語をそのまま理解する、いわゆる英語脳を鍛えることができます。
文章を見ず、音声だけが頼りなため、返り読みをすることができません。
そのため英語を英語のまま、しかも語順通りに理解する力が身についていくんですね。
上の例文だと、英語のままこんな感じで前から理解できます。
私は見たい、映画を。それは売り切れていた。
外国の方と英語でコミュニケーションする場合は、日本語に訳している暇も無いし、返り読みもできません。
ですので、僕は音読によるトレーニングをお勧めします!
理由2. 英語独特の発音・リズムを習得できるから
黙読はただ黙って心の中で読むだけです。
そこには全く音というものは介入しません。
よって英語独特の発音やリズムが全く身につきません。
これでは外国の方が話す英語を理解することも、こちらから伝えることも難しいでしょう。
一方音読の場合は、ネイティブの音声のモノマネをしながら何度も繰り返し発声します。
そのため、英語独特の発音やリズムを習得することができます。
発音やリズムを習得できれば、外国の方の英語も理解できますし、自分が話す際に同じことを言った場合でも伝わる率が大きく変わってきます。
ですので音の無い黙読よりも、音のある音読でトレーニングした方が効果的だと僕は考えています。
理由3. 英語を話すことに慣れられるから
黙読は一切声を発声しません。
でも英語というのはコミュニケーションツールです。
相手に何かを伝えるためには発声する必要があります。(もちろんメールや手紙のやりとりしかしない場合は異なりますが)
一度も発したことがないのに、いきなりポンポンと英語を話すことができるでしょうか?
僕にはできません。日本語でも厳しいでしょう。
黙読をずっとやっていても、一向に話せるようにはならないんですね。
一方音読をやっていると、英語を話すことに慣れます。
何度も繰り返してやるため、英語筋が鍛えられます。
そのため、いざ英語で話す際にも全く躊躇することなく発声することができます。
外国人とのコミュニケーションは、即答が求められます。
すぐに反応するためには、トレーニングが必要です。
そのトレーニングに一番適しているが、音読という訳ですね。
まとめ
今回は英会話上達には黙読よりも音読が効果的な3つの理由を紹介しました。
黙読にももちろん良いところはあります。
しかし音読によって得られるメリットは本当に沢山ありますので、ぜひ英語をもっと上達させたい方は音読をやってみてくださいね!